honeycandyのブログ

気がつくとゴスペラーズ寄り

Soul Renaissancetour旭川公演にて 2

長く闘病生活をしていた母。

髪の毛も人前に出ても恥ずかしくない位に伸びてきて、外出する体力もある程度ついてきたので私も一安心。

 

孫の運動会を応援する為に遠い所から来てくれたお礼と、母のお誕生日が近いのでバースディプレゼントを兼ねて、ゴスさんのコンサートに招待しました。

 

団塊世代で更に音楽は演歌かムード歌謡位しか聴かない母なので、事前に

ゴスペラーズって知ってる?」

と聞くと

「名前は聞いた事があるかな」

との返事。

「名前は聞いた事がある」とは言い切らず、後ろに二文字「かな」をつけた時点で、さてはうちの団塊母、あの紅白歌手ゴスペラーズを知らないなと悟りました。

 

母はコンサート自体行った事がないばかりか、歌手や芸能人、韓流にもさほど興味を示さないので、ゴスペラーズの素敵な歌声で母のSoulを呼び起こそうと企みました。

 

娘の運動会も無事に終わり、女子三世代でコンサート用の衣装にワイワイお着替えしている途中、

「そう言えば、ゴスペラーズのコンサートってドレスコードあるんだよ」

と母を脅すと

「え〜!ちょっと三井(アウトレットモール)に寄れないかな〜」

と、懇願。

「うそうそ、キレイ目の服でいいと思うよ」

と、私が言っても時すでに遅し。会場到着までひたすら

「この服、恥ずかしくない?」

を500回位言われました。(ちょい盛り)

 

会場到着して、周りの方々の服装を見て母は安心していました(すみません。周りがどうとかではなく母が若作りなだけです)

 

開演迄の間、娘のDSに目をやりながら様々な事をシミュレーション。

母がもし途中で急変したらどの出口から出たらいいか。

AEDは確認OK。ストレッチャーはどこだろうか。

嘔吐なら周りに非常に迷惑がかかってしまう。

少しでも体調の変化がみられたら即座に退席しよう。

 

そして、いろんな意味でドキドキの開演。

母は終始笑顔でした。

もしかしたら人生最初で最後のコンサートかも、と思っていたのかも(いやいや、G25もG30も連れて行くよ)

 

アップテンポの曲でのスタンディングの時に

「大丈夫?」

と声をかけたら

「全然だよ。すごい楽しいもんだねぇ」

と、すくっとスタンディング。

母のSoulがぁぁぁ。

嬉しいっ!

途中、娘の寝落ちにヒヤヒヤしたものの、母にはヒヤヒヤする事なく素敵なライブは女子三世代に感動と充実感を残して終わりました。

 

終演後、写真撮ったりグッズ買ったりとしている時に、母に

「欲しいもの買ってあげるよ」

と声をかけるとすかさず価格チェックして

「高いからいらないよ」

と恥ずかしい発言。きっと周りに聞こえてたよ(/ _ ; )

そこはしっかりとしてるのね。さすが団塊

 

家路につく途中の車中では、勿論ずっとコンサートの話。

母の話が止まりません。

「さすがプロだよねぇ、歌が上手い」

「キレイな声だったねぇ」

「楽器の音も良かったねぇ」

…。

…あれ?

ビジュアル的な感想は?

 

まさか!と思ったので

「誰の声がいちばん好みだった?サングラスの人?」

と聞いてみたら

 

 

 

 

 

「サングラスの人いた?」

 

 

母は私のドレスコード脅しのせいで服に気をとられメガネ忘れてました(/ _ ; )

 

ゴスさん、母の不適切発言お許し下さい。

 

 

母へ

帰ったら親戚一同にゴスペラーズのコンサート自慢していいけど、

「サングラスの人なんていないよ」

なんて絶対言わないでね。